JRA戸崎圭太騎手「8月4勝」の大不振! リーディング争いC.ルメール騎手と「50勝差」に目標見失い……
昨年で途切れた連続リーディングも、今年はすでにルメール騎手と50勝差。完全に目標を見失ってもおかしくない状況で、モチベーションが著しく下がっているのかもしれません。普段は温厚な性格なのに先日、レース後に大井の先輩にあたる内田博幸騎手にキレて一触即発のムードになるなど、メンタル面でも相当追い込まれているようです」(競馬記者)
先週はWASJ(ワールドオールスタージョッキーズ)で札幌に遠征した戸崎騎手。JRA入り目前で話題沸騰中のJ.モレイラ騎手やルメール騎手、M.デムーロ騎手らとしのぎを削ったが、結局未勝利に終わった。ただ、その際は11鞍に騎乗して2番人気と3番人気が1度ずつあった以外は、すべて4番人気以下と情状酌量の余地があったのも事実だ。
しかし、この日の新潟は目下のライバル・デムーロ騎手や田辺騎手が札幌2歳S(G3)に騎乗するために不在など、戸崎騎手にとっては絶好の稼ぎ時。11鞍に騎乗して1番人気が5回と、勝ち星量産が期待された。
だが、結果はわずか1勝止まり……馬券に絡めないレースも多く、1日中ファンの期待を裏切り続けた印象だ。
「春頃にも大きなスランプがありましたが、その時は重度の花粉症と一応の理由がありました。しかし、さすがに今は”鼻テープ”もしていませんし、本来なら夏場に調子を上げてくるタイプ。ちょっと深刻ですね。
そう感じているのは記者連中だけでなく、関係者の中にも戸崎騎手に”見切り”をつけ始めているところもあるとか。外国人騎手に対抗できる数少ない日本人騎手だけに『頑張ってほしい』という思いはあるんですが……」(別の記者)