藤田菜七子騎手が園田競馬で落馬負傷……技術不足か、多忙による負荷がかかっているのか
JRA所属の藤田菜七子騎手が6日、初騎乗となった園田競馬で落馬。意識はしっかりしているが、左足に痛みがあるということで、担架で運ばれた。
菜七子騎手が騎乗したのは同日2鞍目の7レース。騎乗したのは3番人気クリノエベレストで、結果は2着。入線後に落馬。幸い大事故にはならず、競馬場内での応急処置で済ませた。残る2鞍への騎乗は乗り代わり。
この日の園田競馬場の入場者は、前日の800人程度からジャンプアップの1490人。菜七子騎手の関西初見参ということもあり、大きな注目を集めたが、残念な結果に終わってしまった。
菜七子騎手は4月23日の東京競馬場1Rでもバランスを崩しての落馬となっている。この時も大事には至らなかったが、多くのファンは心配したことだろう。その直前の船橋でも落馬しており、技術的におぼつかない部分を見せている印象もある。
レース競技というのは危険がつきもの。競馬界としては異例の注目を集める存在だけに、マスコミ対応に追われ、中央のみならず全国の地方競馬も行脚する多忙な日々を送っている。少しの休養があってもいいのかもしれない。