【セントライト記念(G2)展望】「無敗の怪物」レイエンダVSエポカドーロを5馬身ちぎったギベオン!秋G1を見据えた大器が激突!
NHKマイルC後は日本ダービー(G1)をパスして早めの休養。その分8月1日には帰厩と、レイエンダと比較しても約1カ月も早い。勝負の秋に向け、初戦から万全の仕上がりと見て良いだろう。
それを証明したのが、先月29日に行われた2週前追い切りだ。
栗東のCウッドで行われた併せ馬の相手は皐月賞馬のエポカドーロ。向こうが終始馬なりだったこともあるが、最後は5馬身以上の差をつける圧巻の内容だった。豪華併せ馬を見守った藤原英昭調教師も「エポカは足慣らしだから」と笑ったが、「どちらも順調だね」と手応え。鞍上は戸崎圭太騎手と初コンビとなる。
実績ならダービー3着のコズミックフォース(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)も当然負けてはいない。
春はプリンシパルS(OP)を快勝して優先出走権を掴むと、そのまま日本ダービーに出走。好位から粘り込んで3着と単勝223.7倍の低評価を跳ね返す上々の内容だった。美浦のウッドで行われた1週前追い切りでは、併せ馬を3馬身突き放す好内容。見守った国枝栄調教師も「春と比較してたくましくなってる」と成長ぶりに手応えを感じている。
セントライト記念はダービー最先着馬と相性のいいレースだが、今年は本馬が主役となるか。鞍上は主戦の石橋脩騎手。