本来ならば、武豊騎手にはスプリント路線のお手馬としてダイアナヘイローがいたのですが、前走セントウルS後に鼻出血が判明。スプリンターズSには参戦できなくなり、ぽっかりスケジュールが空いたみたいなんですよね。そこでラインスピリット陣営が、武豊騎手に声をかけたのではないでしょうか。武豊騎手と森一馬騎手では実績に差がありすぎます。陣営からすれば残念ながら、どちらに乗ってもらいたいかは一目瞭然ですよ」（競馬記者）
非情にも思える乗り替わり。だが、武豊騎手も今秋はお手馬リスグラシューが、J.モレイラ騎手に乗り替わることになるなど憂き目にあっている。森一馬騎手の無念さは計り知れないが、勝負の世界に身を置いている以上、これも仕方のないことだと割り切るしかないのかもしれない。
ラインスピリットの背に乗り、スプリンターズSへ向かうことになった武豊騎手。せめて、レース後にファンから『森一馬騎手だったら結果が違った』と言われないような騎乗を見せてもらいたいものだ。
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