JRA福永祐一「継続騎乗」は異常行為!? 専門家「非常に危険」来週以降の騎乗見送りも「遅すぎる」の声

 18日、先週の阪神競馬で頭部を落馬負傷した福永祐一騎手が来週、再来週は騎乗しないことを表明。23日に行われる菊花賞トライアル神戸新聞杯(G2)に登場するダービー馬ワグネリアンも乗り替わることとなった。

 16日に行われた阪神6Rのゴール入線後にバランスを崩し落馬、後続馬と接触した福永騎手。そのまま騎乗し続けたが、検査の結果、右のこめかみ部分の頭蓋骨骨折とわずかな空気の混入(気脳症)が判明した。

 当初、福永騎手は「今後の経過次第になりますが、このまま状態が安定していれば、騎乗許可の診断書をもらい、今週末には騎乗できる見込みです」と、来週以降の騎乗に対して前向きなコメントを発表している。

 ワグネリアンを管理する友道康夫調教師も「今のところ代役は考えていません」とエールを送ると、マスコミもこぞって「大丈夫」「支障なし」と報道。秋の始動戦を迎えるダービー馬の鞍上問題は、一抹の不安を抱えながらも事なきを得たかのようにみえた。

 しかし、ここにきて福永騎手は一転「医師と相談した結果、今週と来週の騎乗をとりやめることに決めました」と休養宣言。

「不安のある状態で戻るつもりはない」と話してはいたが、やはり”ドクターストップ”が掛かったということなのだろうか……。

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