JRA「遅刻王」騎手が「干される」寸前。初重賞制覇後も直らない悪癖に関係者プッツン?
8月19日の北九州記念(G3)でアレスバローズに騎乗して優勝した菱田裕二騎手。実力は若手騎手としては知られていたものの重賞勝利は遠く、挑戦93戦目にしてうれしい初勝利を手にしていた。悲願の重賞制覇も達成し、これからさらなる活躍が期待されている菱田騎手だが、その彼にトラブルが発生しているという。競馬記者の話。
「本当に『なにやってんのかな……』って感じですよ。菱田騎手がアレスバローズを管理する角田晃一厩舎の朝の調教に寝坊してしまったんです。それで角田先生が大激怒。菱田騎手は引き続きアレスバローズに騎乗してスプリンターズSへ出走予定でしたが、それが白紙になったみたいですね。エージェントも角田先生に思いとどまってもらうよう懇願しているようですが、乗り替わりの可能性が高いとささやかれています」
以前から朝の調教に度々寝坊して、師匠である岡田稲男調教師から大目玉を食らっていた菱田騎手。その悪癖がついに大問題を引き起こしはじめたようだ。
「菱田騎手の遅刻グセは以前から問題視されていました。今年の春には遅刻したため、菱田騎手に岡田調教師が1週間の騎乗自粛を言い渡すなどの荒療治を行っていましたが、未だに改善は見られていないようです。
今夏も北海道滞在中に朝の調教に遅刻を繰り返し、岡田調教師を激高させていたという話も出ています。そのため、自厩舎の馬の騎乗も激減しており、なし崩し的に岡田調教師のもとから離れてフリーになる可能性も示唆されていました。