JRA「モレイラ」が「サングレーザーで」天皇賞・秋へ! 今秋の重賞戦線でも”モレイラ旋風”!?
今夏、31勝を挙げたJ.モレイラ騎手が、再び短期免許を取得した。今週末から日本で騎乗を開始し、30日にはナックビーナスとコンビを結成してスプリンターズS(GI・芝1200m)でG1初制覇を狙う。
8月に人馬ともに重賞制覇を達成したコンビが、G1の舞台でどんな走りを見せるのか注目している人も多いだろう。そしてこのスプリンターズSを皮切りに、モレイラ騎手は今後も次々に有力馬へ騎乗して重賞出走が予定されている。
まず、安田記念(G1)で2着と好走したアエロリットとともに毎日王冠へ出走を予定。そしてリスグラシューで府中牝馬S(G2)を経て、エリザベス女王杯(G1)を目指す。さらにクラシックにも顔を出すようで、秋華賞(G1)にローズS(G2)で2着入線を果たしたサラキアで挑戦するという。
また今年の札幌記念を制したサングレーザーとともに天皇賞・秋に向かうことも発表された。サングレーザーは福永祐一騎手が主戦を務めていた。だが、福永騎手は天皇賞・秋にはダービー馬ワグネリアンと向かう予定。そのため、陣営はモレイラ騎手に手綱を託すことに決めたようだ。
「続々とモレイラ騎手に馬が集まりつつあります。前走も上位に入線した馬に騎乗することが多いようなので、出走すれば大いに期待できるでしょう。今秋は重賞戦線でモレイラ旋風が吹き荒れる可能性も十分ありえますよ」(競馬記者)
多くの有力馬の騎乗が控えているモレイラ騎手。今年の秋の重賞戦線で、モレイラ騎手は何勝あげることができるのだろうか?