武豊「JRA4000勝達成」”信者”オーナーでラスト決めた! リーチをかけた「次代の逸材」も登場
武豊騎手が29日の阪神10R芦屋川特別をメイショウカズヒメで制し同日3勝目、JRA通算4000勝を達成した。
スタートから果敢に先行するとバッチリ折り合い2番手追走、最後の直線では早め先頭に立ったメイショウカズヒメ。その後は武騎手のゲキに応えグングンと伸び、最後は1・3/4馬身差をつける余裕のゴール。雨の阪神競馬場からは拍手が沸き起こり、武騎手が前人未到の記録を達成した。
レース後、馬上の武騎手からも笑みがこぼれた。これぞ武豊という完璧なレース運びでの4000勝達成。29日は記録達成への関係者の思いも強いのか10鞍が用意されたが、そこであっさり記録更新できるのだからさすがは千両役者といったところか。
達成したのが、デビュー序盤から全盛期、そして不調時まで武騎手に騎乗馬を託し続けた「メイショウ」松本好雄オーナーの馬というのもファンにはうれしかったようで「メイショウなのがいいね」「本当におめでとう」と喜びの声で溢れている。
また、同日他の2勝も見逃せないものとなった。
「阪神3R・3998勝目のエイティーンガールも2歳未勝利での圧勝で今後の活躍を予感させるものでしたが、3999勝目の5R新馬戦は、ディープインパクト✕サラフィナで話題のゴータイミングでした。馬主さんもキーファーズで『武豊主義』のお一人。松本オーナーとともに武騎手を応援するオーナーでラスト2勝を決めたのも感慨深いものがあるのではないでしょうか。