JRA川田将雅でサトノダイヤモンド復活の兆し? 京都大賞典(G2)はプラスか
宝塚記念(G1)6着後、休養に入っているサトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)。復活が期待される本馬が、川田将雅騎手と新たにコンビを結成して10月8日開催の京都大賞典(G2)で秋初戦を迎える。
これまでサトノダイヤモンドには、今年の大阪杯(G1)で戸崎圭太騎手が騎乗した以外、全15戦中14戦でC.ルメール騎手が騎乗していた。だが、今年はルメール騎手が同日に盛岡競馬場で開催されるマイルチャンピオンシップ南部杯(G1)でゴールドドリームに騎乗することを選択。鞍上が空いたため、川田騎手に白羽の矢を立てられていた。
「昨秋、サトノダイヤモンドは日本の総大将として欧州遠征に挑戦するも大敗。その後、国内復帰となった金鯱賞(G2)では3着に入線したものの、3番人気に支持された大阪杯で7着、1番人気に支持された宝塚記念では6着とかつての走りを取り戻せていません。
京都大賞典からサトノダイヤモンド川田騎手とコンビ結成。今年、すでに重賞7勝をあげるなど好調な川田騎手が、約1年半以上勝利から遠ざかっている本馬を勝利に導くことができるかが注目されています」(競馬誌ライター)
そのサトノダイヤモンドは川田騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。強めに追われて6ハロン82秒6-11秒6のタイムを記録し、外スプマンテ(1000万下)に2馬身半、中ジャンダルム(OP)に半馬身先着してみせた。管理する池江調教師は「東京スポーツ」の取材に「普段から川田騎手がいろいろとやってくれている」と話し、京都大賞典の舞台である「京都の2400mに替わるのはいいし、何とかいいところを見せてほしい」と期待を込めている。