重賞穴データ~七夕賞・プロキオンステークス~

 今週は夏の風物詩とも呼ばれる注目のハンデ重賞・七夕賞(G3)、そして夏競馬唯一のJRAダート短距離重賞であるプロキオンステークス(G3)が行われる。

 特に七夕賞は全部で5レース行われるサマー2000シリーズの第一戦として行われるレースであり、今後を占うためにも重要なレース。そして数多くの人気薄馬が激走してきた波乱のレースでもあるのだ。さっそく過去のデータから激走候補をあげていこう。

七夕賞

 過去10番人気以下の馬も多く激走している七夕賞。過去10年7番人気以下で3着以内に好走しているのは11頭。そこに共通する要素は以下の通り。

・騎手は関東所属騎手が断然

・厩舎は関西馬が優位

・性別は牡馬の激走が断然多い

・斤量は52~53、55kgに注目。

・前走人気は3~13番人気

・前走着順は4~14着馬に注目

 特に関西馬で関東の騎手を手配した馬の激走例が多く、今年もそこに着目したい。そして浮上する今年の激走候補はこの馬だ。

メイショウナルト
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2014年七夕賞の優勝馬で昨年は4着。斤量は勝ったときと同じ56kgに減少。過去に8歳馬の激走例もあり単騎逃げ濃厚の今回は要注目。鞍上の津村騎手は昨年福島で重賞制覇。

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