GJ > 競馬ニュース > 府中牝馬S・展望  > 2ページ目
NEW

【府中牝馬S(G2)展望】JRA「スーパー牝馬G2」! 充実ディアドラにデムーロリスグラシューが襲いかかる

【この記事のキーワード】, ,
【府中牝馬S(G2)展望】JRA「スーパー牝馬G2」! 充実ディアドラにデムーロリスグラシューが襲いかかるの画像3

 昨年秋、1600万特別を勝つと続く牝馬限定重賞を3連覇したのがミスパンテール(牝4歳、栗東・昆貢厩舎)。この馬と言えば昨年のチューリップ賞(当時G3、芝1600メートル)が印象深い。後方から追い込んでリスグラシューをつかまえての2着。しかも新馬勝ちから半年以上、2戦目のレースだった。4連勝後、ヴィクトリアMに挑んだが5着。上位馬との力差を露呈したとも言える。しかし、素質はある馬で成長も見込めるだろう。横山典弘騎手の思い切った騎乗に期待したい。

 ミスパンテールが2着だったチューリップ賞を勝ったのが当時の絶対女王ソウルスターリング(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)。ところが続く桜花賞(G1)で敗北。オークスを快勝して復権したと思われたが、それ以来勝てないレースが続く。前走クイーンS(3着)、前々走ヴィクトリアM(7着)ではそれなりに復調気配が窺えた。先週はサトノダイヤモンドが復活した。今週はこの馬の復活に注目だ。

【府中牝馬S(G2)展望】JRA「スーパー牝馬G2」! 充実ディアドラにデムーロリスグラシューが襲いかかるの画像4

 競馬では逃げ馬の動向を忘れてはならない。クロコスミア(牝5歳、栗東・西浦勝一厩舎)とカワキタエンカ(牝4歳、栗東・浜田多実雄厩舎)が出走する。共に重賞実績もある。クロコスミアは昨年のこのレースの勝ち馬であり、続くエリザベス女王杯は2着だった。逃げ馬が複数いるとハイペースでの共倒れも予想されるが、意外とペースが落ち着くこともある。この2頭、あっさりとは切れない。

 この他では、復活が待たれるソウルスターリング、昨年のヴィクトリアM優勝馬アドマイヤリード(牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎)の復活、昨年秋から5戦連続2着が続くフロンテアクイーン(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)にも注意したい。

 ディアドラとリスグラシューの激突に注目が集まる府中牝馬S。今後の牝馬戦線を占う上でも見逃せない。13日の土曜日、15時45分の発走予定だ。

【府中牝馬S(G2)展望】JRA「スーパー牝馬G2」! 充実ディアドラにデムーロリスグラシューが襲いかかるのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  8. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……