大盛況のセレクトセール初日は今年も売上レコード更新!最高額2億6,000万円は今年のダービー馬「マカヒキ似」と友道調教師
初日の2億超えは3頭いたが、最後の一頭が2億2000万円で落札されたドバイマジェスティの2015(父ディープインパクト)だ。
落札したのは「ダノン」の冠名でお馴染みのダノックス。母ドバイマジェスティはアメリカのBCフィリー&メアスプリント(G1)を勝ち、その年の最優秀短距離牝馬にも選出された名牝だ。
また、初日に2億円を超えた3頭は、いずれもアメリカで実績を残した名牝によるディープインパクト産駒という共通点が見受けられた。
その3頭に続いたのが、1億9,000万円で落札されたベネンシアドールの2015(父ディープインパクト)。宝塚記念(G1)とジャパンC(G1)で2着があるデニムアンドルビーの全弟となれば、今から期待されて当然の素材となる。
それから母がオーストラリアのG1を2勝したシャムロッカーの2015(父ディープインパクト)は、「サトノ」の冠名でおなじみの里見治氏が1億7000万円で落札した。
今年も初日から大盛況のセレクトセールだが、落札額ベスト5頭はいずれもディープインパクト産駒。やはり、皐月賞(G1)と日本ダービー(G1)で上位を独占するなど、今年のクラシックでの活躍が大きく影響したことは間違いないだろう。
当歳馬がセリに掛けられる明日の開催も、どんな未来のスター候補が飛び出すのか楽しみだ。