JRA「怪物」クロノジェネシス異次元の末脚で牡馬一蹴!! 募集価格「1400万円」の”地味馬”が上がり3ハロン32.5秒でクラシックに名乗り
今日の内容なら距離が伸びても大丈夫そうですし、先々が楽しみな存在になりましたね。まずは減った馬体を戻すために、ノーザンファームしがらきへ放牧に出るそうですが、今後を見据えて賞金が加算できたことは大きいと思います」(競馬記者)
現在(10月20日)74勝を上げ、早くも自己ベストを更新し続けている北村友騎手は、リーディング争いでも6位に奮闘するなど充実のシーズンを送っている。
だが、ここまで重賞12勝を上げながらG1は未勝利。今年のヴィクトリアマイル(G1)を始めとした3着が最高成績だ。そんな伸び盛りが、ついにG1勝利を意識できる大器に出会ったか。
「クロノジェネシスが、種牡馬としてあまり活躍していないバゴ産駒であることを懸念する声も聞かれますが、北村友騎手にとっては逆にいいかもしれませんね。
というのも本馬は、外国人を始めとした有力騎手を重宝するサンデーレーシングの所属馬。本来なら、今後の乗り替わりが心配されるところですが、地味な血統なので良血揃いのサンデーレーシングの中でも期待値はそこまで高くないことが、北村騎手にとっては功を奏すかも……募集価格も1400万円でした。
同じサンデーレーシングの牝馬として、昨年は募集価格が3000万円だったラッキーライラックが石橋脩騎手とのコンビで活躍。こちらも乗り替わりがずっと心配されていましたが、今年の秋華賞直前に石橋騎手が落馬負傷するまでコンビが継続されました。北村友騎手にも頑張ってほしいですね」(別の記者)