JRA菊花賞「3000m無意味さ」に呆然……最後まで動かないままルメデム劇場に”無抵抗”だった日本人騎手
長距離戦なので全体的なタイムはあまり参考になりませんが、これだけ動きのないレースだと、『瞬発力のある馬がそのまま順当に上位に来た』という印象があります。
フィエールマンとエタリオウが強い競馬だったことは称賛に値しますが、今日の展開なら、おそらく2000mでやっても同じ結果だったんじゃないでしょうかね。なら、3000mでやる必要があるんでしょうか?」(別の記者)
実際にレースの動きが見られない”折り合い合戦”が相次いでいる欧州でも、長距離レースは淘汰されている存在だ。日本でも、日本経済新聞の野本賢一記者が『週刊競馬ブック』を通じて「3000m級のG1廃止論」を展開するなど、距離短縮の声が叫ばれて久しい。
今回の菊花賞の結果は、そういった距離短縮論を再燃させることになりそうだ。