JRA天皇賞・秋(G1)マカヒキ「復活」へ武豊も太鼓判! ダービー馬「再生」の裏に驚異の成績を収める天栄マジック?
「チャンスがあれば、いつか乗りたいと思っていた」
28日に東京競馬場で開催される天皇賞・秋(G1)に向け、一昨年のダービー馬マカヒキ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)とのコンビ結成に、競馬界のレジェンド武豊騎手が目を輝かせた。
かつて社会現象にもなったディープインパクトと同じ勝負服に身を包んだ武豊騎手が、東京競馬場のG1の舞台に帰ってくる。
先週の菊花賞(G1)で再びタッグを組んだ金子真人オーナーと武豊騎手だったが、実はJRAのG1では2011年秋以来、約7年ぶりのコンビ結成だった。そのユーキャンスマイルが10番人気の低評価を覆す3着。天才騎手がオーナーの期待に”一発回答”で応えて見せ、いよいよ名コンビ復活のムードが高まってきた。
18日に行われたマカヒキの1週前追い切りでは、栗東のCウッドでトリコロールブルーと併せ馬を行い6ハロン80.2秒、ラスト11.5秒。伸び盛りのオープン馬を4馬身置き去りにする貫禄の動きを見せ、騎乗した武豊騎手も「いい動きだったし、具合も良さそう」と状態の良さに太鼓判。調教の良さがそのままレースに表れる馬だけに、陣営の期待も膨らんでいる。
昨年の今頃は不振が嘆かれていたマカヒキら5歳世代だが、今年は古馬王道路線で気を吐いている。