JRA藤田菜七子「今年20勝」目に見える成長の裏に「研究」と「営業」が!?
「以前までは応援の意味合いでで馬券を購入するファンも強かったようですが、現在では穴を開けることも期待できる騎手として買う人も増えているようです。それも実績を積み上げているからにほかならないでしょう。特にダートの短距離戦では取捨選択が難しくなってきている気がします」(競馬誌ライター)
目覚ましい成長を遂げている菜七子騎手。また今年に限って言えば、これまで水を開けられていた同期とも五分に渡りあっている。
「勝利数などにはあまり関心を示さない菜七子騎手ですが、やはり同期の勝ち星は気になる様子。通算では大きな開きがあるものの、今年に限って言えば同期トップの荻野極騎手とは1勝差にまで迫っています。同条件ではないので一概に比較するのは難しいですが、それでもインタビューでは『同期には負けたくない』と強いライバル心を見せていますね。以前までは内に秘めがちだった、この勝ち気さを全面に押し出しはじめているのも好成績につながっている気がします」(前出・記者)
ひとりの若手騎手として、菜七子騎手の今後に期待が集まる。