【JBCスプリント(G1)】は武豊×マテラスカイで三連複「1点」! 「旨すぎ」情報から見えた狙い馬……ジェームスT決意の「JBC」3本勝負!!
「先週、大野(拓弥)騎手が追い切って良い動きを見せていた。陣営は『硬さがなくて態勢は万全』と仕上がりに自信を覗かせている。昨年の東京盃(G2、ダート1200m)は結果を残せなかったけど『あれが力だとは思っていない』と強気だ。
母はアメリカのダート重賞を勝っている馬。その点に期待しているようで『チャンスはある』と勝負気配は高い。前走の鬱憤を晴らすつもり満々だね。ココは外すことができないよ」(競馬関係者)
「▲」は昨年の高松宮記念(G1)馬セイウンコウセイ(牡5歳・美浦・上原博之厩舎)だ。
昨年の高松宮記念でG1初制覇を飾ったセイウンコウセイ。スプリント路線の中心的な存在になるかと期待されたが、その後は思うような結果を残せないでいた。
しかし、今年8月の函館SS(G3)で重賞2勝目をマーク。接戦を制した粘り強い走りは、本馬の復活を感じさせるものだった。ダートに関しても未勝利時に4回走って「1-3-0-0」と結果は残している。相手は強くなるが、適性の高さを活かせれば上位争いは可能だろう。
「ビシッと追っていたね。ゴール板を過ぎてもバテずに気分よく走っていた。『いい追い切りができた』と陣営のトーンは高い。休み明けを一度使って活気に溢れている感じだね。少し行きたがる面もあったけど『調子の良いときに見せる癖』と不安は感じていないよ。
ダートも結果を出しているしね。陣営は『新たな面を期待したい』と色気十分。持ち前のスピードでG1制覇も十分にあると思うよ」(競馬関係者)
JBCスプリント(G1)は5番マテラスカイ、8番ナックビーナス、9番セイウンコウセイの三連複「1点」勝負。ナックビーナスとセイウンコウセイの激走に期待だ。
(文=ジェームスT)