フジテレビ『みんなのKEIBA』放送事故連発に呆然!? 超大穴・地方馬「シュテルングランツ先頭!」の”迷実況”にファン辟易……
4日、史上初めて中央の京都競馬場で行われたダート競馬の祭典JBC開催。
JBCスプリント、JBCクラシック、JBCレディスクラシックとG1(級)レースが3連発とあって、その内2レースを中継した制作側にも気合が入っていたのだろうか……。『みんなのKEIBA』(フジテレビ系)を始めとした競馬中継の”気合”が終始空回りしていたと、ファンの間で話題になっている。
メインレースのJBCクラシックの発走時間が迫り、各馬が本馬場入場となったところで人気の一角テイエムジンソクと主戦の「フルキチ」こと古川吉洋騎手が画面に姿を現した。
だが、番組内では「古川古洋」とテロップが……確かに「吉」と「古」は文字としては似ているが、これでは「フルキチ」ではなく「フルフル」である。レースも14着と大敗しており、なんとも縁起の悪い紹介となってしまった。
気を取り直してレーススタート。実況を担当したのは石田一洋アナウンサーだ。
レースは1番人気のサンライズソアがハナに立ったとあって、各馬が早めに動き出す。1000m通過は61秒と前の馬にとっては厳しい展開となったが、石田アナは「平均からややスローなのかどうか」と、なんともあやふやなペース判断……だが、この程度はまだかわいいものだった。
各馬が第4コーナーを回って最後の直線に入り、レースはクライマックスに差し掛かる。
先頭は相変わらず、逃げた1番人気のサンライズソアとルメール騎手だ。しかし、石田アナはあろうことか「さあ、先頭はここで的場文男とシュテルングランツ!」と実況……穴党は一気にボルテージが上がったことだろう。何せ、シュテルングランツは単勝173.5倍の12番人気である。
「地方の夢を乗せて、的場の背中が踊りだす!シュテルングランツ先頭!!」