JRA「復活へ」サトノダイヤモンド×モレイラ! 川田将雅はあの名コンビ継続か
11月25日に東京競馬場で開催されるジャパンカップ。前走で復活の兆しを見せたサトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)も出走予定だが、そのレースの鞍上をJ.モレイラ騎手が務めると話題になっている。
サトノダイヤモンドは昨年、欧州遠征に挑戦するも大敗。今年、国内復帰戦となる金鯱賞(G2)では勝ち馬スワーヴリチャードから0.3秒差の3着とG1馬としての意地も見せたものの、大阪杯(G1)は3番人気ながら7着、宝塚記念では堂々の1番人気に支持されるも0.8秒差の6着と惨敗していた。
そして夏の休養を経て向かった京都大賞典(G2)。新たに川田将雅騎手を鞍上に迎えたサトノダイヤモンドは、道中8番手で追走。3角で外に出されるとスーッと上がり、4番手で最後の直線を迎えた。残り300mで先頭に立ったサトノダイヤモンドは後方から脚を伸ばしてきたレッドジェノヴァ、アルバートらの猛追を凌いでゴール。昨年の阪神大賞典(G2)以来、約1年半ぶりの勝利を飾っていた。
「レース後、川田騎手は『中間は一緒に日々を過ごしていました』と語っています。また管理する池江調教師も『東京スポーツ』の取材に『普段から川田騎手がいろいろとやってくれている』と労ねぎらうコメントを寄せるなど、二人三脚でレースの準備を行っていました。この川田騎手の献身的姿勢も復活勝利の一因だったはずです。
それにもかかわらず、モレイラ騎手に乗り替わりというのは、ちょっと気の毒な気がしますね。本人も『ジャパンCまでに状態が戻ってくればと思っていたので』と話したこともあり、今後も依頼があれば手綱を握るつもりでいたでしょうから」(競馬誌ライター)