JRA藤田菜七子「来年70勝以上確定?」女性騎手負担重量「大幅減」改革でリーディング争いも可能に
JRA唯一の女性騎手として活躍する藤田菜七子騎手に、さらなる「特典」がもたらされるようだ。
JRAは、来年1月から「女性騎手に限り」、負担重量の「減量特典」を大幅に緩和すると「スポニチ」が報じた。負担重量の内訳は以下の通りである。
●現ルール(男女共通)
0 ~30勝 (-3kg)
31~50勝 (-2kg)
51~100勝(-1kg)
101勝以上(減量なし)
6年目以上(減量なし)
●新ルール(女性のみ)
0 ~30勝 (-4kg)
31~50勝 (-3kg)
51~100勝(-3kg)
101勝以上(-2kg)
6年目以上(-2kg)
新ルールにおいて、女性騎手は騎手生活のスタートから1kgさらに少ない状況でデビューできる上に、その後も100勝するまでは3kg減。101勝突破か6年目からは2kg減、そこからは「引退するまで」2kg減で騎乗することができるようになる。
現時点ですでに通算48勝。現ルールではあと3勝で1kg減となりいよいよ「正念場」を迎えることになる、と見られていたが、新ルールであれば負担が変わらないどころか「さらに減る」こととなる。2kg減は2400mの計算上で「3馬身違う」という意見もあるほど大きなものである。