JRAジャパンC(G1)外国馬が「超順調」? サトノクラウンら美浦情報と合わせて紹介
昨年、鞍上横山典弘騎手でセントライト記念(G2、芝2200メートル)を鮮やかに差し切ったのがミッキースワロー(牡4歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)。意外にも初めての東京コースとなる。陣営の思惑はどうなっているのか。
「先週、今週とジョッキー(横山騎手)に乗ってもらいました。しっかり反応してシャープに動いてくれました。これまではたまたま東京競馬場を使ってきませんでしたが、左回りは問題ないですし、むしろ直線の長いコースは合っていると思います」(美浦担当記者B氏情報)
父は日本ダービー(G1、芝2400メートル)3着のトーセンホマレボシ、母の父はダービー、ジャパンCを勝ったジャングルポケット。血統的裏付けはある。セントライト記念以来勝てないレースが続いたが、充実の4歳秋を迎えた。ここで好走して一流馬の仲間入りを果たしたい。
外国馬は2頭が参戦。実績ならばカプリ(牡4歳、愛A.オブライエン厩舎)。3歳の昨年、愛ダービー(G1、2400メートル)でクラックスマン(カルティエ賞最優秀3歳牡馬)を下した。鞍上はR.ムーア騎手。昨年は10番人気のアイダホを5着に持ってきた。
美浦担当記者C氏によると、ムーア騎手は「日本に来てからも平常心を保っているのが何よりもいい。動きそのものも満足の行くもの。実績が示す通り能力は高い」と好感触。
差し脚に魅力のある上がり馬がサンダリングブルー(セ5歳、英D.ムニュイジエ厩舎)。5歳になってようやく本格化したようだ。