JRA障害最強オジュウチョウサンは確定?JRA「有馬記念ファン投票中間発表」もやはり上位出走少ない?
12月23日(日)に中山競馬場で行われる有馬記念(G1・芝2500m)。1年を締めくくる大一番は、ファン投票上位の順に優先出走権が与えられる「グランプリ」レース。だが、近年はファン投票上位の馬が出走辞退することも多くなっており、今年もその傾向が如実に現れている。
今回は11月29日に発表された第2回中間発表を元に、有馬記念に出走する可能性のある馬を検討してみよう。
現段階では、
【1位】レイデオロ
【2位】アーモンドアイ
【3位】オジュウチョウサン
【4位】スワーヴリチャード
【5位】サトノダイヤモンド
【6位】ワグネリアン
【7位】キセキ
【8位】ミッキーロケット
【9位】エポカドーロ
【10位】シュヴァルグラン
が、上位10頭だ。そのうち、レイデオロ、オジュウチョウサン、サトノダイヤモンド、ミッキーロケット、シュヴァルグランが出走を視野に入れているという。その一方、最強女王アーモンドアイ、ダービー馬ワグネリアン、皐月賞馬エポカドーロは年内休養を発表済み。そしてスワーヴリチャード、キセキらの動向は未定となっている。
「1位レイデオロと2位アーモンドアイの得票差は約1200票。アーモンドアイは以前から有馬記念に向かわないと言われていましたが、もし出走を明言していれば、今年の1位はアーモンドアイだったでしょうね。それだけに回避は残念です。
その2頭に続くのが、夏に平地に再転向した障害最強馬オジュウチョウサン。早くから長山尚義オーナーの陣頭指揮のもと、有馬記念出走を目標にしてきましたからね。こちらはほぼ確定と見て間違いないでしょう。ミッキーロケットは右トモの筋肉痛で前走を回避しているので、出走するかは五分五分。その他の上位選出馬は順調に行けばこのまま向かうでしょう」(競馬記者)
昨年は、上位10頭のうち出走したのは4頭。今年も上位選出馬は昨年と同じくらいの頭数になりそうだ。