JRAチャンピオンズC「6年連続1番人気敗退」ルヴァンスレーヴとデムーロ「超不安要素」も同時発見……
鞍上のM.デムーロはこのレースで通算8戦1勝。1~3番人気の3頭を馬券圏外に敗退させているのは気になる材料。今年のミルコは1番人気の勝率30.4%。しかし数字でいえば、昨年の37.2%から大きくダウンしているのは見逃せない。
さらに芝レースの勝率25.3%に対しダートの勝率は20.9%と下がっている。そして中京ダートの勝率16.1%は、東京24.1%、中山21.1%、京都24.3%、阪神19.7%などと比較しても特に低い。これは2017年15.2%、2016年8.6%と同様に低いことからも、ミルコは他のコースよりも中京ダートを苦手としているといっていいだろう。
ルヴァンスレーヴは確勝級なのか、それとも危険な人気馬なのか。そろそろ結論を出す時が来たようだ。脚質、ローテーション、枠順、実績に関して問題ないだろう。しかし中京ダートの経験、3歳という年齢、そして鞍上ミルコ・デムーロのダート成績を考慮すると、今回足元をすくわれる可能性は大いにあると思う。ジャパンカップのアーモンドアイは10回走れば7回は勝つような存在だったが、今回のルヴァンスレーヴはそこまで確勝級とは思えない。加えてミルコはチャンピオンズカップ当日に、中京1Rと3Rのダート戦に騎乗する。もしそこでチグハグな騎乗を見せるようであれば、一気に危険な人気馬となってしまうだろう。そういった意味では1Rから目が離せないことになりそうだ。