JRA勢サングレーザー香港C(G1)で初制覇? モレイラ補正&舞台文句なし、”同胞”大活躍も好影響?
日本での最終調整は栗東・坂路で4F52.1-1F12.5。いたって順調そうだ。陣営も「びっしりとやりました。いい感じだと思います。リフレッシュして前走よりふっくらしています」と、デキの良さに自信を見せていた。レース当日までリラックスして過ごしてもらいたい。
G1レーシングは昨年のマイルCS(G1、芝1600メートル)をペルシアンナイトで悲願のG1初制覇。サトノの里見治オーナーがそうだったように、一度G1を勝つと馬主にも勢いがつく。マイルCSの約1カ月後、ルヴァンスレーヴが全日本2歳優駿(Jpn1、ダート1600メートル)を制した。今年も先週、ルヴァンスレーヴがチャンピオンズC(G1、ダート1800メートル)を圧勝しG1レース3連勝。サングレーザーがここを勝てば2週連続でのG1制覇となる。今年も勢いに乗りたい。
ブックメーカーのオッズが示すように強敵は地元のワーザーやタイムワープではなく、日本のディアドラかもしれない。一昨年はモーリスが優勝、その前年はエイシンヒカリが優勝し、2着もヌーヴォレコルトで日本勢でワンツー。今年も日本勢のワンツーが大いにありそうだ。