【カペラS(G3)展望】JRA藤田菜七子に好機!? 強豪が揃ったダート重賞を制するのは?

 東京盃競走(G2)の覇者キタサンミカヅキ(牡8歳、船橋・佐藤賢二厩舎)も注目したい1頭である。

 2018年は8戦すべて馬券圏内を確保(3勝を含む)と安定感は抜群。8歳を迎えたが、高いパフォーマンスを披露している。前走のJBCスプリント(G1)も3着を確保するなど衰えは感じられない。主役候補であることは間違いないだろう。

 室町S(OP)で通算6勝目をマークしたオールドベイリー(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)も上位争いが可能だ。

 今年の成績は6戦4勝と上々。特に前走の室町Sは、G1常連のキングズガードを蹴散らすなど高く評価できる内容だった。本格化の気配を感じさせる今であれば、重賞初制覇も夢ではないだろう。

 他にも東京盃で2着と好走したネロ(牡7歳、栗東・森秀行厩舎)や、2連勝中のタテヤマ(牡4歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)といった実力馬も出走予定。

 確かな実績を持つキングズガード(牡7歳、栗東・寺島良厩舎)や、クラスターC(G3)を制したオウケンビリーヴ(牝5歳、栗東・安田隆行厩舎)にもチャンスはある。

 今年のダート重賞の締めくくりとなるカペラS(G3)を制するのは誰だ。レースは9日(日)15時20分発走予定となっている。

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