【中日新聞杯(G3)展望】JRA「絶好調」3歳世代が今週も活躍? 実力拮抗のハンデ重賞!
重賞勝ちまであと一歩のマイスタイル(牡4、栗東・昆厩舎)も、自分のペースに持ち込めれば勝機は十分。ここまで2000mの重賞で2着2回の実績を持ち、前走の福島記念(G3)はハイペースの厳しい流れを粘って2着と持ち味を発揮した。叩き2走目となる今回は、前走以上の状態で出走できそうだ。
調教での動きも良い様子。開幕して間もないコンディションの良い馬場なら、この馬の先行力が活きそうで、前残りを十分に狙えるはずだ。ここまであまり目立った活躍は無いが、昨年の日本ダービー(G1)では4着という地味にスゴイ実績もあるだけに、侮ることはできないだろう。
このほかでは連勝中のドレッドノータス(セ5、栗東・矢作厩舎)や、新潟記念(G3)2着以来の出走となる昨年覇者メートルダール(牡5、美浦・戸田厩舎)、1月に行われた同条件の牝馬限定重賞である愛知杯(G3)勝ちのエテルナミノル(牝5、栗東・本田厩舎)などに、古馬の意地を期待したい。
将来有望な3歳馬が2頭出走する予定の中日新聞杯(G3)。そんな3歳馬相手に、経験豊富な古馬勢がどのようなレースを展開するだろうか。来年の重賞戦にも結び付きそうなレースは、8日(土)に中京競馬場15時35分の発走予定となっている。