武豊に「弟子入り」阪神・藤浪晋太郎も”迷走”心配……ユタカ流「マッチョにならない強い体作り」もウエートを続ける発言で逆効果?

 プロ野球・阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が、12月から競馬界のレジェンド武豊騎手が総合プロデュースする「TAKE PHYSICAL CONDITIONING GYM(テイクフィジカルコンディショニングジム)」で本格的なトレーニングを行っていることがわかった。

「やらせてもらっていいですか?」

 関西を代表するアスリート同士の”異色コラボ”が実現した。阪神期待のドラ1として2015年に14勝を上げたが、ここ3年間は7勝、3勝、5勝止まりと本来の姿を見失っている藤浪投手。

 そんな悩める虎のエースが「テレビとかでも、どういうトレーニングをしているのかは知っていて、自分から『やらせてもらっていいですか』と言いました」と、武豊騎手に自ら”弟子入り”志願。武豊騎手も週に最低2、3日はコンディショニングのために足を運ぶジムで復活のきっかけを掴む。

 目指すは、騎手のような強靭な体幹を支えるバランス感覚、そして今年49歳の大ベテランながら一線級で戦い続ける武豊騎手のような「柔らかくしなやかな筋肉」の獲得だ。

 藤浪投手は、昨オフに米テキサスレンジャーズで活躍するダルビッシュ有投手らと米国で合同自主トレを行うなど、以前から筋力強化のウエートに励んでいた。その結果100kgを超えるマッスルボディを手に入れたが、本人が「せっかく体が大きくなったのに、使い切れていない」と語る通り、本来の制球を失ってポテンシャルを持て余していた。

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