JRA有馬記念(G1)キセキが奇跡の回復!? 栗東から届けられた有力馬情報大放出!
ダービー馬は輝きを取り戻すことができるのだろうか?
国内復帰初戦となるクリンチャー(牡4歳、栗東・宮本博厩舎)はここで意地を見せたい。
京都記念(G2)でレイデオロにリベンジ成功。天皇賞・春では3着に入って有力馬の1頭として数えられ始めた。そして、陣営は凱旋門賞への挑戦を決断する。
だが前哨戦のフォワ賞(G2)を最下位で終えると、本番の凱旋門賞でも17着。フランスで一敗地に塗れてしまった。
「フランスでの大敗もあり人気は急落。陣営も頭を抱えているかと思いきや、『気が楽だ』といい意味で開き直りを見せていました。
福永祐一騎手はテン乗りでの挑戦となりますが、稽古で騎乗すると『思ったよりいい馬』と高評価。輸送を考慮して坂路で単走、4ハロン54秒5、ラスト12秒3を馬なりと軽めの調教でしたが、『馬がやる気になっているし、いい雰囲気で本番が楽しみ』と話し、さらには『操作性が高くて先行力があるので中山競馬場も合うだろうね。一発狙って行くよ』と意気揚々でした」(栗東関係者・D)
福永騎手に導かれたクリンチャーは、高らかに復活の狼煙をあげることができるか?
有馬記念は23日、15時25分から発走予定。最後に笑うのはどの陣営になるのだろうか?