武豊・中山金杯(G3)マウントゴールドに自信あり!? 金杯”3連覇”へ2019年は「キャリア初」の中山参戦で開幕!
意欲の中山遠征だ。5日に行われる2019年の”開幕戦”中山金杯(G3)に武豊騎手が、マウントゴールド(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)で参戦する。
昨年76勝を上げてリーディング10位とまずまずの結果だったが、デビューイヤー以来30年ぶりにG1勝ちのなかった武豊騎手。キタサンブラックやコパノリッキーといった盟友が引退した穴を最後まで埋めることができなかった。
そういった意味でも、49歳を迎える今シーズンは逆襲が期待される一年だ。実は武豊騎手が中山金杯に参戦するのは、意外なことに今回がキャリア初となる。
「偶然が重なった結果だと思いますが、騎手デビューから30年以上続けてきた”競馬初め”のルーティンをあえて崩したことに、今年に懸ける意欲を感じますね。逆に言えば、それだけ中山金杯に手応えを感じているからではないでしょうか。
騎乗馬のマウントゴールドですが、前走のチャレンジC(G3)は勝ったエアウィンザーが強過ぎました。この馬も3着に1馬身半差つけていますし、いつ重賞を勝ってもおかしくない存在です。今年で6歳ですが、まだ17戦と大事に使われてきましたし、昨夏に小倉記念(G3)で3着した際は池江(泰寿)調教師が『一皮むけた印象』と、ようやく本格化してきたことに手応えを感じていました。
中山のような『小回りで直線が短いコースが向いている』という話ですし、ここは期待できると思いますよ」(競馬記者)
捲土重来のシーズンにしたいのは、武豊騎手と同い年の池江調教師も同様だろう。