京都金杯(G3)は「関係者極上情報」で初当たり? 見極めた上昇中の素質馬は

※画像:サラキア/『競馬つらつら』より

「〇」には昨秋に夏の上がり馬として注目されたサラキア(牝4歳、栗東・池添学厩舎)をあげたい。

 夏に古馬を撃破し迎えたローズS(G2)では、池添謙一騎手とタッグを組み、勝ち馬カンタービレから0.2秒差の2着。秋華賞(G1)に期待を抱かせる走りを見せていた。

 ところが、陣営はレース後にJ.モレイラ騎手に乗り替わりを発表。外国人騎手へのチェンジでG1競走を盤石の体制で迎えようと考えたのだろう。だが、そのモレイラ騎手は斜行で秋華賞は騎乗停止。結局、サラキアは池添騎手とレースに臨み、4着に終わっていた。

「体重は大きく変わっていませんが、以前よりトモに丸みが出てきましたね。前走の秋華賞は鞍上が直前で変更になり、陣営もピリピリしっぱなし。それが馬に伝わったのか、少し気持ちが入り過ぎていたように思います。

 稽古を見ても、あの時とは比べ物にならないくらいリラックスしていますし、雰囲気も凄くいいです。マイルへの距離短縮はプラスに働くはず。好レースが期待できます」(現場記者B)

 4歳牝馬なので背負う斤量は53kg。出走馬の中で2番目に軽いのも好材料だ。上位進出も夢ではない。

「▲」は、アドマイヤアルバ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。

 日本ダービー(G1)は9着だったが、ゲート内で落鉄しながらも33.4秒と最速の上がり。実力の一端を垣間見せた。だが秋は神戸新聞杯(G2)9着、オクトーバーS(OP)では2番人気に支持されるも5着に終わるなどスランプに陥っているようにも思える。

「上がり最速を何度も記録するなど、その脚力には関係者から太鼓判が押されていますが、いかんせん気性面がネック。急にうるさくなり、レースで折り合いを欠いたり、逆に進んでいかなかったりとムラっ気がありすぎました。

 ただ今回からマイルに戻ったので、それを克服することも期待されています。京都競馬場は3戦1勝2着2回と実績もありますから、変わり身してもおかしくはないですよ」(現場記者C)

 神戸新聞杯で乗った岩田康誠騎手はレース後に『距離が長い』と話していたという。アドマイヤアルバにとって距離短縮は吉と出るのだろうか?

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