JRA福永祐一「大外枠」からドン詰まりに悲鳴殺到!? 京都金杯(G3)ロードクエスト「ノーステッキ」で13着大敗……


福永騎手も『伸びてはいますが……』とコメントしていた通り、最後の直線でも手応えはあったハズなんですが、最初に前を走っていたリライアブルエースがフラついて進路を変えざる得なくなると、次に外からスマートオーディンに寄られる厳しい展開。最後はこの両頭に挟まれて、おしくらまんじゅうのような状態でゴールしました。

レース後、スマートオーディンの秋山真一郎騎手と、内からリライアブルエースに寄り掛かったゴールドサーベラスの柴山雄一騎手には、いずれも戒告。JRAが発表した被害馬は共にロードクエストと、陣営にとっては不完全燃焼に終わってしまいました」(競馬記者)

 ただ、厳しい言い方をすれば、不利を受けないよう立ち回るのも騎手の重要な仕事だ。特に今回のロードクエストは8枠17番からのスタートだったこともありレース後、応援していたファンからは「何故、大外枠で詰まるんだ?」「普通に外を回していれば」「新年、初笑い(失笑)」と福永騎手に対する批判が殺到……。

 外に馬がいない大外枠から発走したにもかかわらず、最後は他馬に挟まれながらゴールしたロードクエストのレースぶりに戸惑う他なかったようだ。

 また、福永騎手は『netkeiba.com』内で連載している『YU-ICHI ROOM』において「今週の一頭」として挙げた9レース(1000万下)のドゥリトルを「中でも期待は土曜日のドゥリトル。先々は重賞でもと思っている馬」と絶賛。「ここはキッチリ決めたいですね」と勝利を誓ったが、こちらも不本意なレースで8着に惨敗するなど、散々な2019年の幕開けとなってしまった。

 昨年は悲願の日本ダービー(G1)制覇を飾り、大きな活躍が期待された福永騎手。だが、その後はJBCクラシック(G1)を勝ったものの、外国人騎手たちの前に存在感を発揮することができなかった。年明け早々の不完全燃焼にめげず、今年こそはダービージョッキーの貫禄を見せつけてほしいところだ。

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