シルクロードS(G3)はラブカンプー不要「3点で高配当」狙い! 強力「現場ネタ」から導いた「超・勝負馬」とは
「○」には2017年の高松宮記念(G1)を制しているセイウンコウセイ(牡6、美浦・上原博之厩舎)をあげたい。
G1初制覇を達成した後は思うような結果を残せないでいたが、昨年8月の函館SS(G3)で重賞2勝目をマーク。接戦を制した粘り強い走りは、本馬の復活を感じさせるものだった。
今回のシルクロードSは、2年連続で2着と好走しているレース。トップハンデの58キロを背負うことになるが、同条件で昨年も結果を残していることを考えれば深刻に捉える必要はないだろう。「仕上がりは万全」と、関係者が太鼓判を押す今回も上位争いが濃厚だ。
「追い切りの動きが素晴らしかったね。陣営の『行きっぷりが良い』『反応が抜群』という明るい話題が目立つ。年齢を重ねてスタートダッシュが落ちてきたからブリンカーを着けたみたいだけど『効果を感じる』と手応えを掴んでいる様子。軽視することはできないね」(競馬関係者)
「▲」は京阪杯(G3)覇者ダノンスマッシュ(牡4、栗東・安田隆行厩舎)だ。
初の1200mとなった函館日刊スポーツ杯(1600万下)で古馬相手に文句なしの快勝。続くキーンランドC(G3)はナックビーナスに次ぐ2着、前走の京阪杯も後続へ1馬身以上の差を付ける圧勝劇を演じた。
京都コースは2戦2勝と相性抜群。スプリンターとしての資質が開花してきた素質馬が重賞連勝を狙っている。
「前走の勝ちは大きな自信になったようだ。間隔が開いていて本調子とは言えなかったようだけど、あの勝ちっぷりだからね。その時に比べたらトモにボリュームが出て、より短距離志向が濃くなってきた印象。陣営のトーンが高いことも納得だ。『何としてもG1を勝たせたい』と漏らすなど、本当に期待されている馬。ココへの勝負気配も相当高いよ」(競馬関係者)