武豊「決別?」オジュウチョウサン天皇賞・春(G1)可能性も、名手の名前なし
昨年、「競馬は突き詰めれば夢とロマンだ」と語った長山オーナーの”熱”は、未だ冷めていなかった。だが、今年の挑戦にはあの名手のアシストはないようだ。
「石神騎手で向かうと明言している以上、武豊騎手が騎乗することはなさそうですね。有馬記念後、長山氏が『もう少し思い切って乗ってほしかったな』と武豊騎手の騎乗に対して苦言を呈したことで、昨年末から『コンビ決裂』の可能性も示唆されていました。
ただ今月6日に和田正一調教師が武豊騎手から『次はどこですか?』と聞かれたとも明かしていたので、関係は継続していると思っていたのですが……。武豊騎手は騎手の腕が問われるといわれる長距離戦の天皇賞・春を8度も制した経験を持つ、”平成の盾男”。騎乗してもらえれば、誰よりも心強い存在だったはず。武豊騎手が乗らないのであれば、出走できたとしても厳しい戦いを強いられる必至ですよ」(競馬誌ライター)
オジュウチョウサンは、長山オーナーの期待に応えることができるのだろうか?