JRA東京新聞杯(G3)上がり馬インディチャンプの末脚はどこまで通用するのか?


 近新馬にはリアルインパクト(2011年安田記念優勝、ジョージライダーS優勝)やネオリアリズム(2016年マイルCS3着馬、2017年クイーンエリザベス2世C優勝)といったG1ホースがいる血統背景からも、この馬自身も相当な潜在能力がありそう。まだ4歳と発展途上のため、この先の成長次第では上記2頭を超えるような成績を残すことも十分考えられる。

 関東での出走は今回が初めての経験となるが、直線が長く広い東京競馬場のコース形態は最大の武器である末脚を活かすにはうってつけの舞台。古馬となってからは初めての重賞挑戦となり、レースのレベルは格段に上がることになりそうだが、連勝中の内容は圧勝といえるものだっただけに、即通用しても何ら不思議はない。

 連勝中で勢いに乗る明け4歳馬、昨年のダービージョッキーが認める実力、血統的な潜在能力の高さといった各要素において、今年のマイル戦線での主役になりえる可能性を持つインディチャンプ。3度目の重賞挑戦で結果を残し、春のマイル王決定戦への挑戦権を手に入れることができるか注目だ。

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