【重賞展望】「暑い季節がいい」「このレースに懸ける」「ここがベストの舞台」その意気込みはG1級!? 今年もアイビスサマーダッシュ(G3)が熱い!暑い!熱い!


 このアイビスサマーダッシュは冒頭で述べた通り、千直で行なわれる唯一の重賞だ。だからこそリピーターも多いのだが、古豪アースソニック(牡7歳、栗東・中竹厩舎)は復活するのだろうか。

 今年で7歳、キャリアも42戦を数え、近走も箸にも棒にも掛からぬ凡走が続いているアースソニック。だが、一昨年と昨年の3着馬は、このアースソニックである。こういった特殊な条件が得意な馬は、それだけで何かを思い出したように激走することがよくあるのが競馬であり、ここでアースソニックが「2度あることは3度ある」と激走してもまったく不思議ではない。

 近走はまったく冴えないが「元気がいいし、良い状態で送り出せる。終いは詰めてくるけど、どうしても前半で置かれてしまう。前に行く馬がやり合ってくれるのが理想だね」と陣営はまったく諦めていないだけに不気味だ。

 他にも充実著しいアットウィル、韋駄天S3着からの逆転を狙うローズミラクル、「千直男」村田一誠騎手が乗るというだけで怖いヤマニンプチガトーなど、伏兵陣も虎視眈々と一発を狙っている。

 一年に一度の生粋のスピード対決。極限のスピードで争われるアイビスサマーダッシュは31日(日)の15時45分発走予定だ。

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