武豊「応援できない」藤田菜七子に宣戦布告!? 1年ぶりG1制覇へ「1発目で決める」歴史的決戦フェブラリーSへ闘志
「応援はできないけどね――」
17日に行われるフェブラリーS(G1)で「G1初対決」を迎える競馬界のレジェンド武豊騎手と、ヒロイン藤田菜七子騎手とが早くも火花を散らしている。
「来週の1発目で決めたい」
『武豊展 〜4000勝の軌跡〜』のオープニングセレモニーのため、一足早く小倉入りした武豊騎手が力強くそう宣言した。昨年はデビュー2年目以来、約30年ぶりのG1未勝利に終わった武豊騎手。それだけに6連勝中のインティと挑む今年JRA最初のG1フェブラリーSに向け、はっきりと闘志を燃やした。
「昨年はG1を勝っておらず、結果には満足してない。最低でも100勝、そして国内のG1、海外のG1を勝ちたい」
ちなみに武豊騎手がフェブラリーSを勝てば、2015年以来の制覇となる。ただ、当時コンビを組んでいたコパノリッキーの馬主Dr.コパこと小林祥晃氏は、今回コパノキッキングのオーナーとしてレジェンドの前に立ちはだかる。それも鞍上はJRA史上初となる女性騎手G1参戦に臨む藤田菜七子騎手だ。
その点は武豊騎手も気にしているようで「彼女にとっても凄いチャンスをもらったわけだし、力が入るでしょうね」と、デビュー当初から注目してきた後輩を気遣うシーンも。だが、「レースでは応援できないけどね」と茶目っ気たっぷりに自ら高き壁となる自信を示している。