JRA「6度目の正直」藤井勘一郎合格! 岩田康誠息子ら8名合格で、今後に期待
12日、JRAは2019年度の新規騎手免許合格者8人を発表した。
今年は岩田康誠騎手の息子である岩田望来(みらい)騎手ら、JRA競馬学校の騎手課程35期生の7名に加え、昨年10月のJRA新規騎手免許の1次試験を6度目の挑戦にして合格していた藤井勘一郎騎手がそこに名を連ねた。
藤井騎手は15歳の時にオーストラリアに渡り、現地の競馬学校に入学。その2年後にデビューを飾る。その後シンガポール、マレーシア、韓国など約70カ国で騎乗した豊富な海外経験を持つ。そして中でも韓国では2012年に日本の有馬記念に該当する『グランプリ』を勝利、さらに翌年には『韓国ダービー』も制覇。そして16年にもクリソライトに騎乗してコリアカップ、昨年はモーニンでコリアスプリントなどを優勝している。また日本では、短期騎手免許を取得して地方競馬で活躍を繰り広げていた。
自身のTwitterで「JRA、家族、沢山のファンや関係者の皆様、本当にありがとうございます」「受かりました。これから試練が始まりますが、先ずは感謝です。」と合格報告と感謝の言葉を綴った藤井騎手。苦労人が今年の競馬界で旋風を巻き起こすかも!?