JRA藤田菜七子に「辛口」藤田伸二氏。基本的には「誰にでも」なので……
18日のフェブラリーS(G1)は武豊騎手のインティが7連勝でG1初戴冠。はじめてのG1騎乗で注目された藤田菜七子騎手のコパノキッキング(セ4歳、栗東・村山明厩舎)は、最後方から脚を伸ばして5着に食い込んでみせた。
前走で騎乗したO.マーフィー騎手が『(マイルは)NO』と指摘した距離限界、さらには自身の経験不足など不安材料は多かったものの、フタを開けてみれば掲示板はしっかり確保。菜々子騎手とコパノキッキングにとって上々の結果に終わったとみてもいいだろう。
レース後、菜々子騎手には多くの関係者たちから賛辞が寄せられた。だが、普段は辛口で知られる元JRA騎手の藤田伸二氏だけは、相変わらず彼女の騎乗に対して手厳しいエールを送っている。
藤田氏は自身のTwitterで、「距離が長いと思われてるのは事実! だが豊さんがハナに行く事は分かってたはずでスローも読んでたはず!で、あの位置取り…」と綴り、続けて「良いスタートを切ってるんやし、わざわざ下げる必要は無かった気がするな。そこが残念…」とチクリ。だが、「でも1つ! マイルでもやれそうなキッカケを作ったのは彼女やな」とレースを振り返った。