JRA阪急杯(G3)武豊ダイアナヘイローは「ヒモ止まり」! 強気の「関係者情報予想」
24日、阪神競馬場で阪急杯(G3、芝1400メートル)が行われる。現場から情報が上がってきた。さっそくチェックしながら攻めの姿勢で予想する。
「◎」はスターオブペルシャ(セ6歳、美浦・藤沢和雄厩舎)。暮れに同舞台で行われた阪神C(G2)は逃げたダイアナヘイロー(牝6歳、栗東・大根田裕厩舎)が1着、2番手のミスターメロディ(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)が2着。最内から上がり3F最速の脚を使って3着だったのがこの馬。4着馬には1馬身1/4差をつけた。今回は阪神Cの1、2着馬が人気になるが、どちらかあるいはどちらも崩れれば狙って面白いのがこの馬。陣営の気配はどうだろうか。
「『前走はロスなく運べたとはいえ、重賞でも通用のメドは立てられましたね。前走と同じ舞台ですし、展開が向けばチャンスはあると思います』と調教助手は流れを味方につけての上位争いを狙っています」(競馬関係者)
阪神Cは3枠5番、今回は3枠6番。再び内々からレースを進めれば、陣営が期待する展開になりそうだ。
「○」はファルコンS(G3)優勝、NHKマイルC(G1)4着という実績のあるミスターメロディ(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)。明け4歳馬の勢いにも乗りたい。阪神Cではダイアナヘイローに半馬身届かなかったが、今回もっと早目に動けば逆転もありそうだ。陣営は精神面での成長も強調している。
「スタッフは『レース巧者だし、前より折り合い面で進境が伺える。そのうえ前走と同舞台なので』と力を込めています」(競馬関係者)
ただし、スタッフは「時計勝負、決め手勝負になると分が悪いかも」と心配しているそうだ。超高速馬場になると消える可能性もある。