JRA福永祐一「言い訳」で騎乗停止回避!? 阪急杯（G3）最後の直線「2度の斜行」も”異例”の過怠金処分に終わった裏側
編集部
「4コーナーまではリズム良く運べましたが、直線で内から他の馬にぶつけられて、トモが外へ流れてしまいました。あれでいっぺんに手応えがなくなってしまいました」
レース後、そう釈明した福永騎手。つまりミスターメロディは最後の直線で、最初に内側から他馬にぶつけられ、外側へ大きく斜行。その結果、幸騎手のリョーノテソーロの進路を塞いでしまい。内側へ立て直したところを、今度は浜中騎手のタイムトリップの進路を塞いでしまったということになる。
「ミスターメロディが接触したのは、おそらくタイムトリップだと思います。ただ、パトロールビデオを見た限りは、あれだけ大きくヨレるほどの接触ではなかったように見えるんですが……鞍上でしかわからないこともあるでしょうし『当たり所が悪かった』ということでしょうか。
もっとも、その接触にしても、どちらかというとミスターメロディがタイムトリップの進路を絞りに行ってのもの。ただ、浜中騎手も手応えがあったので譲らず、その結果接触してしまったのだと思います。仮に福永騎手のいう接触相手がタイムトリップであれば『ぶつけられた』という表現はどうなんでしょうか。ミスターメロディの敗因としては、そうコメントするしかない気もしますが……。
その”リベンジ”というわけではないでしょうが、最後の最後でミスターメロディがタイムトリップの進路を塞いでしまったのは、なんとも皮肉なところです」（競馬記者）