【オーシャンS(G3)展望】大器モズスーパーフレア登場!混戦ムード漂うスプリント戦線は牝馬が牽引する?
3度目の正直を狙うのはナックビーナス(牝6、美浦・杉浦厩舎)。このレースへは3年連続での出走となり、2年続けて僅差の2着と悔しい結果が続いている。昨年は高松宮記念(G1)での3着やキーンランドC(G3)での重賞初制覇など、スプリント戦線の有力馬の1頭へと成長。前走のカーバンクルS(G3)は牝馬ながらに58㎏の斤量を課せられたが、それでも2着に食い込むなど改めてその実力を見せつけた。今回は前走から4㎏も斤量が軽くなるため、前走と同じレベルの走りができれば十分に勝ち負けに持ち込めるはず。昨年同様ここから高松宮記念(G1)を目指す上でも、しっかりとした結果が欲しいレースとなるだろう。
この他、アイビスサマーダッシュ(G3)以来2つ目の重賞タイトルを目指すダイメイプリンセス(牝6、栗東・森田厩舎)や、2戦連続逃げ切り勝ちをしているイエローマリンバ(牝4、栗東・河内厩舎)などにも注目したい。
スプリント戦線での主役を目指す有力馬が集まるオーシャンS(G3)。今年は例年以上に牝馬の登録が多くなっている。絶対的な存在が不在となっているスプリント戦線の女王となるべく、牝馬たちの熱い戦いが繰り広げられるレースは2日(土)15時45分に中山競馬場で発走予定だ。