JRA藤田菜七子を脅かす「サブちゃん」!? 東京スプリントで「スター同士」対決実現も
25日、2018年の地方競馬で活躍した馬や関係者を表彰する「NARグランプリ2018」が行われ、年度代表馬、ならびに最優秀短距離馬・4歳以上最優秀牡馬をキタサンミカヅキ(牡9歳、船橋・佐藤賢厩舎)が受賞した。
キタサンミカヅキは、2017年8月にJRAから船橋競馬に移籍。しばらくは勝ちきれない競馬を続けていたが、昨年7月から森泰斗騎手とコンビを組むとすぐさま3連勝を記録。その後も、JBCスプリント(G1)、カペラS(G3)でともに3着に入り、根岸S(G3)こそ9着に終わったものの、中央勢に引けを取らない走りを見せていた。
同馬を所有する北島三郎氏(名義は大野商事)は、16、17年のJRA年度代表馬にキタサンブラックが輝いていたこともあり、「ありがとうございます。中央の(キタサン)ブラックは2年連続でいただいて、今度はまた地方でいただいて。うれしいのは当たり前ですよね」と喜びを噛み締めた。
そしてキタサンミカヅキの今後についても話が及ぶ。前走で敗れたコパノキッキングは次走に東京スプリント(G3 1200m)を設定しているが、記者からそこでの直接対決もあるかと聞かれると、「調教師と相談しながら決めたい」と話すも、「キタサンブラックの場合は、負けた馬には次のレースで必ず勝つんです。お返しするんです」とし、「ミカヅキは、この前コパちゃんの馬に負けましたから。お返ししないといけないですよね」とリベンジに期待を込めていた。