C.ルメール「後味悪すぎ」武豊抜いて単独リーディング!? 自ら招いた「落馬負傷」北村宏司騎手の馬で「乗り替わり」勝利に……

 2日、中山5Rの新馬戦をC.ルメール騎乗の1番人気ハートトゥハート(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)が優勝。これでルメール騎手は今年27勝目を上げ、現時点でまだ勝ち星のない武豊騎手を抜いてリーディング単独トップに立った。

 昨年、前人未到の215勝を上げ、武豊騎手の記録を塗り替えたルメール騎手。今年のリーディング争いでも大本命だったが年始はエンジンが掛かからず、武豊騎手の独走を許していた。

 しかし、春競馬の開幕と共に、先週はさっそく5勝の固め打ち。武豊騎手に並び掛けると、この日の騎乗2鞍目で一気に差し切った。

 ようやく”定位置”に戻ってきたルメール騎手だが、この1勝は非常に後味の悪い「想定外の勝利」だったに違いない。

 何故なら、ルメール騎手には当初ハートトゥハートに騎乗する予定がなかったからだ。

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