武豊「全敗」失速も「大波乱の1日」に安堵!? リーディング上位10傑で「合計4勝」……次々と巻き込まれた大番狂わせ
3日、リーディング3位と好調をキープしている武豊騎手は、6鞍に騎乗したが未勝利。同じく0勝に終わってしまった昨日と合わせて14連敗中と不調の陰が忍び寄っている。
ここまで26勝を上げ、トップのC.ルメール騎手と3勝差のリーディング3位と好調を保っていた武豊騎手。今月15日に50歳の節目を迎えるとは思えない超人ぶりを発揮していたが、ここ2週は2勝止まりと明らかな失速傾向が見える。
このままズルズルと停滞するようでは、本人が常々「もう一度、獲りたい」と語っている最多勝の座は遠退くばかり……。
最大のライバルとなるルメール騎手らリーディング上位常連の騎手は、毎日のように勝ち星を伸ばしているような猛者ばかりで、キープするのは大変でも脱落するときは一瞬だ。
しかし、この日の競馬はリーディング争い脱落の危機を迎えている武豊騎手も思わず”安堵”しそうな「特殊な1日」だったようだ。
52戦4勝――。このパッとしない成績が「誰」のものか、わかる人はおそらくいないだろう。