金鯱賞(G2)ダノンプレミアム好時計も「不安」拭えず……かつての「世代No.1」が3歳条件馬に置き去り
10日に中京競馬場で開催される今年の金鯱賞(G2)。
4連勝と勢いに乗るエアウィンザーを筆頭にアルアイン、リスグラシュー、ペルシアンナイト、モズカッチャンなどG1馬が顔をそろえる中、ファンから一際”熱視線”を送られているのが、かつての「世代No.1」ダノンプレミアム(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)だ。
昨年の日本ダービー(G1)以来、約9カ月ぶりの実戦。果たして、どのような走りを見せてくれるのか――。
ファンの不安と期待が入り混じる中、ダノンプレミアムは先月28日、金鯱賞の1週前追い切りを敢行。栗東のCウッドで3頭併せ馬を行なったものの、1馬身半ほど遅れてしまった。
陣営が「時計的には出ている」と評価するタイムは6ハロン80.9秒、ラスト12.1秒。確かに上々の時計といえるが、3歳500万下の馬に追いつけなかったのは気になるところだ。調教の結果を見守った記者が言う。