【阪神大賞典(G2)展望】JRA戸崎圭太シャケトラ初コンビ! 虎視眈々伏兵陣も注目必須
ステイヤーズSで2着だったのがアドマイヤエイカン(牡6歳、栗東・須貝尚介厩舎)。6歳馬とはいえこれまで16戦しか使われていない。年齢的な衰えはないはず。しかも全成績は【4・4・2・8】と極めて堅実。3歳時には弥生賞(G2、芝2000メートル)5着という実績もある。ステイヤーズSが初めての3000メートル級レースだった。今回はリッジマンを逆転できる可能性もある。
今年の2月、昨年の菊花賞(G1、芝3000メートル)で3着だったユーキャンスマイルはダイヤモンドSを優勝して自分こそ新世代長距離王であることを誇示した。1月の万葉Sでそのユーキャンスマイルを相手に逃げ切ったのがヴォージュ(牡6歳、栗東・西村真幸厩舎)。ここも逃げて万葉S同様の展開を作れれば面白い。
昨年9月の丹頂S(オープン、芝2600 メートル)でリッジマンの2着に好走した牝馬コルコバード(牝6歳、美浦・木村哲也厩舎)にも注目しておきたい。鞍上はM.デムーロ騎手が予定されている。
他では一昨年の鳴尾記念(G3、芝2000メートル)優勝実績があるステイインシアトル(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)、昨年の日経新春杯(G2、芝2400メートル)で2着だったロードヴァンドール(牡6歳、栗東・昆貢厩舎)、一昨年のダイヤモンドSで3着だったカフジプリンス(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)も出走予定だ。
シャケトラが実力を見せつけて他馬を圧倒するのか。伏兵陣が台頭する余地があるのか。阪神大賞典は3月17日、阪神競馬場で15時35分発走予定だ。