【スプリングS(G2)展望】武豊ファンタジストに大チャンス! 混戦必至の直結トライアル
3戦2勝2着1回と底を見せていないのがロジャーバローズ(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)とヒシイグアス(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)。ロジャーバローズは2戦目の紫菊賞(500万下、芝2000メートル)で2着だったが、勝ち馬はホープフルSで2着となるアドマイヤジャスタだった。ヒシイグアスは新馬戦(芝1800メートル)で2着だったが、京成杯勝ちのラストドラフトとアタマ差の勝負をしている。
ホープフルSで8番人気ながら4着に好走したのがコスモカレンドゥラ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎)。弥生賞で3着に好走するブレイキングドーンに先着した。父は京成杯勝ちのラストドラフトと同じくノヴェリスト。もしかすると今年はノヴェリストの当たり年かもしれない。穴候補だ。
ディキシーナイト(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)とエメラルファイト(牡3歳、美浦・相沢郁厩舎)も2勝馬。馬券検討には加える必要がある。なお、藤田菜七子騎手はキュアン(牡3歳、美浦・林徹厩舎)で参戦予定。
距離面でファンタジストに万全の信頼を置けないため馬券の組み立てが難しいレース。中間の気配、陣営の情報に目を配らせたい。スプリングSは3月17日、中山競馬場で15時45分発走予定だ。