JRA「武幸四郎以来の快挙へ」岩田康誠息子・望来騎手がいきなり重賞初挑戦
16日(土)に中京競馬場で開催される、3歳馬による短距離決戦ファルコンS(G3)。NHKマイルC(G1)を目指す上で重要なステップレースとして知られているこのレースに、3月にデビューした岩田望来騎手がビックピクチャー(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎)で参戦を予定しているという。
望来騎手は、ジェンティルドンナでの牝馬三冠、ロードカナロアでの香港スプリント連覇など華々しい経歴を持つ岩田康誠騎手の次男。デビュー決定後、「デイリースポーツ」の取材に対し、「将来は日本でも海外でも騎乗依頼を受けるような騎手になりたい」と豊富を語っていた。
「望来騎手は昨年悲願のリーディングトレーナーに輝いた藤原英昭厩舎に所属。デビュー前から騎乗技術は新人騎手の中ではトップクラスと評判でした。藤原調教師からの覚えもいいと言われ、厩舎の有力馬であるエポカドーロの調教にも騎乗しているのだとか。
望来騎手はデビュー2週間で、計19鞍に騎乗。これまで3着が最高着順で勝利はありませんが、この騎乗数の多さからも期待をかけられていることがわかります。今後が楽しみな逸材なのは間違いないですよ」(競馬記者)
世代初勝利こそすでに3勝をあげている斎藤新騎手に譲ったが、同期内での重賞初騎乗は望来騎手になりそうだ。
その望来騎手が騎乗予定のビッグピクチャーは父ディープインパクト、母ネヴァーピリオド、母父はタイキシャトルという血統。半姉にヴィクトリアマイルを連覇したストレイトガールがいる。