武豊「名古屋大賞典完勝」40代締めくくり! 50歳になっても「ユタカ伝説」は続く!

 3月14日(木)に開催される名古屋大賞典(G3、ダート・1900メートル)は、1番人気に支持された武豊騎手騎乗のグリム(牡4歳、栗東・野中賢二厩舎)が勝利。2着にヒラボクラターシュ、3着にアナザートゥルースが続いた。

 レースではライバルがハナを主張し、グリムは2番手に控える展開。一瞬、波乱があるかと思いきや、最後の直線入り口でグリムが先頭に立つと、そのまま後続を抑え込んで優勝。武豊騎手は40代最後の重賞レースを勝利で飾った。

「逃げることはできなかったものの、武豊騎手の落ち着いたレース運びはさすがの一言。ライバルたちに付け入る隙を与えませんでしたね。これからも競馬界の第一人者として、目標だと語る”5000勝”へ突き進んでもらいたいです」(競馬誌ライター)

 見事40代最後のレースを勝利で締めくくった武豊騎手は、今週末に50歳最初のレースを迎える。土曜は阪神競馬場で開催の若葉Sにワールドプレミア、日曜日は中山競馬場開催のスプリングSにファンタジストなど有力馬への騎乗が予定されている。

 老いてなお盛んとは武豊騎手のためにある言葉なのかもしれない。この勢いならば、50歳初勝利もあっという間に達成してくれるはずだ。今後の活躍も期待したい。

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