【毎日杯(G3)展望】実績上位ヴァンドギャルドが主役!? マカヒキ弟登場など「ここも混戦」クラシック前哨戦!
新潟2歳S(G3、芝1600メートル)の覇者がケイデンスコール(牡3歳、安田隆行厩舎)。しかし、新潟2歳Sは札幌のWASJと被るため有力ジョッキーを確保できず、期待の高い素質馬はあまり出走してこない。朝日杯FS(G1、芝1600メートル)は13着だったように過信は禁物。ただし、母系はステイゴールドを出したダイナサッシュ一族。変わり身には要注意だ。
ウーリリ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)は日本ダービー馬マカヒキの全弟。昨年11月の新馬戦勝利以来のレースとなる。さすがに3月末の重賞となると1勝馬では荷が重いかもしれない。とはいえ良血馬の一発が期待される。
1勝馬ではあるがルモンド(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎)は3戦目の前走つばき賞(500万下、芝1800メートル)で、若葉Sで2着となるワールドプレミアの3着に好走した。中内田充正厩舎+川田将雅騎手だけに侮れない。
この他では500万下(芝1800メートル)で後にすみれ賞(オープン、芝2200メートル)を勝つサトノルークスの2着だったオールイズウェル(牡3歳、栗東・佐々木晶三厩舎)、未勝利、500万特別の連勝経験があるアントリューズ(牡3歳、美浦・栗田徹厩舎)にも注意したい。人気はまったくなさそうだがキングオブコージ(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎)は前走の未勝利戦を勝った末脚は鋭かった。
伏兵が波乱を呼ぶレースになるのか。皐月賞や後のG1レースを勝てるような逸材が潜んでいるのか。毎日杯は3月23日(土曜日)、阪神競馬場で15時35分発走予定だ。